
今回はジュニアNISAのルールが変更になった点についてまとめます!
ジュニアNISAを使っている方も、
ジュニアNISAって何?お得なの?という方も
しくみから説明しますのでぜひご覧になってください
まずはNISAって?

NISAとは、国が作った個人投資家のために税制優遇制度
通常、投資で得られた利益には約20%の税金がかかります
例えば株を買って値上がりし、売却して10万円の利益が出たとしても
税金で約20%が引かれて実際に手に入るのは約8万円…
しかし、これからの時代
投資をして自分で今後の資産を築いてねーという国からのメッセージで
国が用意してくれたNISA口座を使えば税金は0%なのです
NISAは”商品”ではありません
イメージでいうとNISAという”お店”でしょうか
商店街の中で、NISA店でお買い上げしたら税金がかかりませんよ、というイメージです
NISAのお店は3つ
「(一般)NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」です
それぞれ入店できる人や、売っている商品が違います
今回説明する「ジュニアNISA」は、0~19歳までが使えるお店なのです
もともとのジュニアNISAは?

お店のイメージで説明します
- 入店できる人:日本に住む0~19歳の人
- 税金がかからない商品:株式・投資信託等への投資から得られる配当金・分配金・譲渡益
- 税金がかからない最大金額:毎年80万円まで
- お買い物できる期間:2023年まで
- 払い出し制限:18歳まで払い出し不可
一般NISAやつみたてNISAにはない払い出し制限があります
払い出し制限があると、株などを買って、売ることはできるのですが
それで得たお金を引き出すことができません
ジュニアNISAはもともと子どもの教育費を用意する目的で
作られたものなので、18歳までは引き出せないようにしていました
しかし…

教育費を用意するための仕組みなのはいいのですが
18歳になるまでの途中でお金が必要になった時に引き出せないというデメリットで
ジュニアNISAの人気は全然ありませんでした
口座開設数が一般NISAと比べものにならないくらい…
そこでジュニアNISAは2023年をもって廃止されることになりました
それと同時に、払い出し制限のルールがなくなり
2024年以降はいつでも引き出すことが出来るようになりました
一番のデメリットが消えて、これは嬉しいですね!
買いつけできるのは2023年までですが
それまでに購入したものについては2024年以降も運用することができます
(売ってしまうことも可能)
ジュニアNISAの注意点は?

買いつけできる(お店で買い物できる)のは2023年までに変わりないので、
それ以後は銘柄の追加や変更はできません
売却はできますし、2024年以降であればそのお金も引き出せます
また、投資なので元本が減るリスクは当然あります
途中で金融機関の変更はできません
例えば楽天証券でジュニアNISAを始めたら、SBI証券にお引越しはできません
変更は2019年12月の税制改正大綱の内容ですが
細かいところは変更になる可能性もあります
これからのジュニアNISA

お店のイメージでいうと
- 入店できる人:日本に住む0~19歳の人
- 税金がかからない商品:株式・投資信託等への投資から得られる配当金・分配金・譲渡益
- 税金がかからない最大金額:毎年80万円まで
- お買い物できる期間:2023年まで
- 払い出し制限:2024年以降は払い出し可
個人的には、一番のデメリットである払い出し制限がなくなり
とてもメリットが大きい制度だと思います
金融庁のサイトで詳しくジュニアNISAについて解説されていますので
気になった方はぜひご覧になってください
口座を作るならネット証券一択!
わが家はSBI証券でジュニアNISAをしています
0 件のコメント:
コメントを投稿